社会人が勉強して資格を取得することは、新たな知識を得ることで自らを成長させたり、自分が持っている知識やスキルの証明をできたりするだけではなく、給与アップや有利な転職につながるなど多くのメリットがあります。
たくさんの資格がある中で、特に社会人が取得するのにおすすめなのは次の5つです。

1つ目は、不動産取引に関する「宅地建築取引士（宅建士）」という資格です。不動産売買や賃貸契約などは今後も需要がなくなる可能性は少なく、契約の場に宅建士は必ず必要とされるため、将来性のある資格だといえるでしょう。

2つ目は、「ファイナンシャルプランナー（FP）」です。資産運用や相続などの場で活躍する仕事で、一般の人には難しい分野であることから今後も需要は続く職業だといえます。また、自分自身の資産運用にも知識を生かすことができるのでおすすめです。

3つ目の「行政書士」は、行政に提出するさまざまな書類を作成するための資格です。企業で行政書士として働く際にも有利になるほか、独立して開業することもできるため、努力次第で高収入も狙えるのが魅力といえるでしょう。

4つ目は、「登録販売者」です。医薬品を販売するためには薬剤師か登録販売者がいることが必要であり、この資格があれば薬局やスーパーなどさまざまなお店で働くことができます。薬局の店舗管理者になるためにも必要な資格なので、キャリアアップにも役立ちます。

5つ目の「簿記」は、決算書など金銭の記録をつける能力があることを証明する記録です。経理の仕事には欠かせない業務であり、そのような仕事へ就職や転職を考えている場合には有利に働きます。また、1級は税理士の受験資格にもなっているため、キャリアアップにもつながるのでおすすめです。